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内定者は語る! エンタメ第一志望者の学生時代と就活事情を徹底インタビュー


こんにちは。ブシロード人事チームの採用担当です。
先ずはこの記事を目に留めてくださり、ありがとうございます!
突然ですが、この度求職者の方へ向けた情報発信を目的としてnoteを始める運びとなりました。

今後はこのnoteを通して、”中で働く人”のことも知っていただけると嬉しいです!

さてさて。
2023年も始まったばかりですが、ブシロードではそろそろ春採用がスタートします。
記念すべき初投稿は、春採用にちなんで内定者インタビューを行いました!
取材に協力してくれたのは内定者の中でもムードメーカー的存在である佐藤ゆづきくん

小学生の頃からエンタメ業界を志望していた彼が、どのような経緯でブシロードへの入社を決めたのかを語っていただきました。
エンタメ業界第一志望の方、必読です!!

▼3歳でインターネットに出合い、小学生でネット麻雀の世界へ

2023年卒内定者 佐藤 ゆづきくん

僕のエンタメ漬け人生の始まりは、3歳にまで遡ります。

家族旅行で東京を訪れた際に、両親の友人がインターネットに触れさせてくれたことがきっかけでした。ちょっとしたゲームをやったりニュースを読む程度でしたが、そこから日常的にPCに触れるようになったんです。

エンタメ沼に本格的にハマったのは、ニコニコ生配信で“麻雀”を知ったあたりから。小学校3~4年生の頃、当時ニコニコ動画が流行っていて。僕がたどり着いたのは、なぜか麻雀の生配信だったんです。

そこからエンタメ沼にどっぷりハマってしまいました(笑)。暇さえあれば家の畳に寝そべって、麻雀ゲーム三昧。周りの子はDSで遊んでいるのに…(笑)。

エンタメなら何でも歓迎の雑食系。

ゲームだけじゃなくて、深夜アニメもよく観ていました。もちろんリアルタイムです(笑)。気に入った作品は、学校の給食時間に広めることもありましたね。「これ面白かったから観てみてよ」って。

ゲームに没頭したり、アニメを観たり、時には友達とお笑いコンビを組んだり。サッカーやバスケ、野球といったスポーツに熱中してみたり。とにかくエンタメに関してはどんなジャンルも全部好きでした。

小学校高学年~中学時代は”リーダー役”の面白さに目覚め…


中学校3年生の頃


学校生活はというと、小学校高学年あたりから率先してリーダーに立候補するようになりました。生徒会長を務めた経験もあります。と言っても、いわゆるおカタい生徒会長ではなくて、どちらかというと砕けた雰囲気です(笑)。先輩も後輩も、学年問わずみんな友達感覚で接していました。


リーダー役を買って出たのは、裁量権をもって動きたかったから、というのが一番の理由です。
学校単位なので正直小さな社会ですけど、やっぱり行事とかイベント事を動かすのって上に立つ人じゃないですか。小学校低学年とか、中学、高校の1年生って行事を体験する側ですよね。そういう時に、なんか、思うところが出てくるタイプだったんです(笑)。

外から見ているよりも、自ら動いて参加したい。

”思うところ”というのは、例えば「こういうやり方古いな」とか、「もっとこうしたらいいのに」といった意見のことです。僕の場合は、行事を体験していると思うことが色々出てきちゃうんですよ。でも、下からの意見ってかき消されちゃうと思いませんか? 特に学校という社会では。そのあたりから、だったら自分が運営側に回ろう、と思うようになったんです。自分が運営側に回ったら、改革案を押せますし(笑)。

生徒会長をやっていた頃


こういった経緯で、リーダー役に率先して立候補するようになって、実際に自分が生徒会長になった代では「古い上下関係」を壊すという改革を起こしました。

例えば、リーダーを実力制で選出したり。大抵、リーダーは最高学年がやるイメージがありますよね。でも、僕の場合は「能力の高さ=年齢」だとは思わなくて。自分より年下でも、大人だなと思う人はたくさんいる。だったら、「3年生だからリーダー」と決めずに、1年生でもリーダーシップのある子はどんどん立候補しても良いんじゃないかなと。

その後このシステムが根付いたかは分からないですが、個人的には大きな改革を起こせたと思っています。

▼初めての挫折を経験した高校時代。

高校生になってからは中学時代の積極的な自分とは打って変わって、かなり落ち着きました。
というのも、実は高校1~2年生の頃に初めて挫折を経験したんです。

当時、大学受験が視野に入ったタイミングで自分の将来をリアルに考えるようになりました。それと同時に「やっぱり、エンタメしかない」と強く思うようになって。ただ、エンタメ業界で働くなら、エンタメの中心地でもある東京に行って、これまで以上にエンタメに触れる必要があると考えていたんです。

僕は地方に住んでいたので、日々エンタメに触れるためには東京の大学を受験するしかないなと。

…と、まぁそこまでは良かったんです。
いざ東京の大学を受験しようと調べたら、東京にある国立大学はどこもレベルが高いという事実に直面して。私立の大学も、地方に比べて圧倒的に受験者数が多い。そういう現実を目の当たりにして、一気に不安が押し寄せてきたんです。

ネガティブモードの中、成績は思うように伸びず。でも、将来への焦りはどんどん募っていく。色んな感情で心がおかしくなりそうになっていました。


▼晴れて東京の大学へ進学。ところが…

学生時代に集めていたカード

学校の先生や家族に支えられながらなんとか受験を乗り越え、東京の大学進学が決まってテンションが上がっていたのも束の間。ちょうど新型コロナウイルスが流行し始め、それまで思い描いていたキャンパスライフはあっけなく失われてしまいました。

エンタメの中心地東京でエンタメにどっぷり浸かる予定が、イベントは軒並み中止。悲観しても仕方がないので、気を取り直してバンド活動を始め、毎日忙しくしていました。スタジオで練習したり、学校帰りにカラオケへ行ったり。

大学時代のバンド活動にて


あとは、コロナが本格的に流行する前にお金を貯めていたので、その資金を元手にVTuber事業での起業も考えました。当時はまだVTuber事業が今ほど盛り上がっていなかったので、専門領域を持ったVTuber事業をやったら面白いんじゃないかなと思ったんです。専門領域があったほうが、それだけでブランディングを確立させられますし、手堅いなと。

そういうビジネスモデルを考えては、プレゼン資料を作ったりビジネスコンテストに行ったりしていました。今振り返ると、一足も二足も早い就活をしているようですね(笑)。結果的にはそう上手くはいきませんでしたが、プレゼン力はかなり鍛えられたと思います!

▼エンタメ企業ならどこでも良かったはずが、
それでもブシロードに惹かれた理由

言葉を選ばずに言うと、エンタメ業界で働けるならどこでも良かったんです。どんな形でもいいからエンタメに関わる仕事がしたくて。なので、僕の就活時は事業規模が大きいエンタメ企業を一通り応募していました。特に、自社のIP(知的財産)を持つ企業はほとんどエントリーしたと思います。ブシロードもその中の一つです。

ただ、大きな決め手は確実にあります。それが、選考の中で出会ったブシロード社員の方全員、めちゃくちゃエンタメ熱が高かったことです。

ブシロード社員から伝わる”エンタメ熱”の高さ

よく「好きなことを仕事にすると嫌いになる」っていう話があるじゃないですか。実際に好きなことを仕事にしている人に話を聞いてみても「嫌いになる瞬間もある」って言われることが多かったんです。でも、僕は大好きなエンタメを嫌いになりたくない

だから、ブシロードの選考が進む中でも社員の方とお話する時には必ず「今、エンタメに対する熱はどうですか」と質問していました。

すると皆さん、エンタメに対する想いを熱く語ってくれるんです。しかも「毎日めちゃくちゃ楽しい」という感想が返ってきたんですよ(笑)。素直な言葉を実際に働いている人から聞けて、“好き”という気持ちが伝わってきて。そういうところにすごく惹かれました。

エンタメ業界に向いているのは…

個人的には、特定の作品を盲目的に好きな人よりも、作品の裏側も含めて好きな人こそエンタメ業界に挑戦するのが良いんじゃないかなと思います。

例えば、アニメって“投資ビジネス”だと思うんです。色んな会社が一つのアニメに出資して、そのアニメを起点としたビジネスを展開する。そこでは単純に「面白い!」だけじゃなくて、しっかりと利益を出さなければならないということでもあります。
「面白い」だけにこだわっていると、せっかくエンタメ業界で働いても業界の裏側を知ったときに嫌になっちゃうんじゃないかなと…。


逆に、アニメを娯楽として受け取るだけじゃなくて、ビジネス的な目線で捉えられる人はエンタメ業界が合うかもしれません。
「あ~面白かったな~」で終わらずに「この作品にはこの企業が参加しているんだ」とか「この企業が作るアニメの主題歌はここのレーベルが多いな」とか。

そういう、アニメオタクというより、エンタメオタクですかね。エンタメ業界全体の構造もひっくるめて好きな人、可能性を感じている人が良いのかなと思います。

それからエンタメ以外にも色んなことに興味が向いていることも強みになるんじゃないかなと。一見エンタメとはほど遠い分野でも、エンタメと掛け合わせることで新しいIPが生まれている気がします。

▼今後の目標は、新規事業のリーダー

入社後にやりたいことは色々ありますが、ゆくゆくは新規事業のリーダーとしてチームを引っ張っていきたいです。ちなみに僕が思うリーダーシップのある人とは「調整力がある人」です。どこにも波風立てずに、いろんな人の間に立って調整しつつ、決断する時はしっかり決断できる。

「あの人がいるだけで雰囲気が良くなるよね」と思ってもらえる、そういうリーダー像が目標です。

一方で、エンタメはスピード感が命だと感じます。波に乗れなければ途端に振り落とされてしまう。人間関係においては波風を立てない動きができればと思いますが、仕事に対しては常に波に乗って舵を取れる人でいたいです。

▼就活は”素直な自分”で挑むのが吉

特に面接の場では、いくら取り繕っても自分がその企業に対して本当に興味を持っていないと、言葉が出てこないものだと思います。

もし、本当に行きたい企業の面接に進めたなら、あとは聞かれたことに対して素直に答えるだけで十分なのかなと。

聞かれたことに素直に答えられるためには、就職を意識し始めてから知識を詰め込むのではなく、日ごろの積み重ねが大切だと思います。

僕も、日常的にたくさんのエンタメに触れて、そのエンタメをビジネス目線で分析しながら楽しんでいるうちに、それがそのまま企業研究になっていました。そしてこれは短期的に詰め込んだ知識ではないので、面接の場でどんな質問が来てもスラスラ答えることができます。


このnoteを読んでいる皆さんも、まずは普段からエンタメに触れて、楽しむことが第一だと思います。そして就活の時はありのままの自分で挑むのが良いのではないでしょうか。


ブシロードの春採用は2月中旬よりエントリーを開始します!
マイナビよりご応募ください★



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